副交感神経を活性化させるという対症療法だけでは常に不十分です

前回の記事に対してお見舞いのメッセージをいただき、ありがとうございました。

ノーブレーキでよそ見運転の車に追突されて外来を縮小中

自律神経を専門にしていて、自分の痛みに悩むというのもどうか。

実は、各種の痛みは交感神経の緊張によって悪化します。
そして、痛みがあると交感神経は一層興奮します。

つまり、痛みがあると交感神経の緊張が悪循環に陥るのですが、これを断ち切るのを日頃専門にしているのですから。自分で治せないのか？

なんて書いていますが、実は仕方がない部分もあります。

現在の私の自律神経バランスは程よい感じです。
なんだか矛盾していますか？
いいえ。いろいろな理由でそうではないように思います。

痛みは確かにあります。
そして、私はそれに悩んでいるのも事実です。
でもそれは、首をひねった時だけなのです。
思わずひねってしまうこと、これは日常避けようがありません。
そしてそのたびに痛みがでて、交感神経が刺激されるのでしょうが、これは一時的なことなのです。

痛みと交感神経緊張の悪循環に陥らないのは、副交感神経を活性化させる方法を知っていますし、そもそもバランスが崩れないようなことを日頃しているからです。

常にバランスを崩さないというのが理想ですが、いまの私のように首に外傷による痛みがあると、どうしたって交感神経への刺激が繰り返されます。
そんなときには、レスキュー的に副交感神経を活性化させるテクニックを使ったりもします。
まあ、結局のところ対症療法なのですが、本質的なことも同時にやっているのと、怪我をしたという特殊な状況ですから、できることはしておこうといった感じです。

対症療法だけだとかなり不十分だと思います。

ひねると痛いけれど、自律神経についての知識があるのでこのくらいの痛みで済んでいるのでしょう。



あおクリ
菊地一也

コメント 1

関係ない話で恐縮ですが、
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by abe (2013-04-29 13:54)