子供たちの自律を守る

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

最近教育関係の書き込みが極端に滞っておりました。
大変恐れ入ります。

今日は、子供のスピリチュアリティを阻害しないために、子供たちの自律を守るということについて考えてみたいと思います。

いま、自律を脅かす対応が親子の間に蔓延っているのではないかと危惧しております。

さまざまなメディアを通して、幼児から高校生くらいまでのかなり長い期間において習い事をしている子供が多いと窺い知れますが、果して子供たちの自律は守られているのでしょうか？

自律とは、自分を律すること。
つまりは、自分で決めて行う事です。

塾に通っている子がいるとします。
彼女は中学生です。何のために塾に通っているのでしょうか？

『友達が通っているから』『みんなが通っているから』ならまだしも自律という観点でいえば守られていると言えます。
しかし、その答えが『親に行きなさいと言われているから』『塾に行かないと叱られる』などであるとしたら自律は守られていないと言えます。

塾を彼女が勝手に休んだら、理由も聞かずに親は叱りました。これでは自律は守られていません。
休むことを自分自身で決めた彼女を褒めるくらいのことが出来たら、素晴らしいと思います。

現に、私の娘が習っているピアノの先生は、自分の子供にそのように振る舞いました。
これが実に２０年以上前のことだと言うから、びっくりですね。
ピアノの先生の息子さんは東大を出て、IT企業を自分で起こしました。

北海道ではこのピアニストのお父さまも、その息子のIT実業家さまも、知る人ぞ知る有名人です。

このような成功者の例を挙げるまでもなく、愛する子供たちの自律はお父さま、お母さまが中心になって守ることが大切です。
それが子供たちをあらゆる面で豊かにし、社会を豊かにし、犯罪をも減らすことにつながって行くと私は考えます。

菊地がお送りしました。ではまた！

タグ：教育 スピリチュアリティ 自律 視点 みまもり