■情報商材「うつからの世界最速回復マニュアル」（菊地メソッド）
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■自律神経のバランスを整える方法に驚きました
うつと副交感神経の緊張との関係も、自律神経の乱れと不眠の関係も、自律神経と感情の関係も、聞いたことのない話ばかりでした。そして、私が服用中の向精神薬が自律神経を乱れさせると言うことも、衝撃的でした。
でも、一番の驚きは自律神経のバランスを改善する方法でした。あまりにも簡単で、こんなことで治るのなら、嬉しいと思いました。
ちょっと聞いただけでは、自律神経と関係のないことのように思えて、とても不思議でした。
【管理者リンク】 自律神経 薬／向精神薬が自律神経を乱れさせる
今日の気づきに感謝 [日々思う]
昨年の９月に隣町から診療所を移転したのを機に
世にも希なる「自律神経専門外来」をスタートしましたが
あまりの珍しさに戸惑う患者さまも時にはいらっしゃいます
そんな患者さまのひとりに寄り添うことで、今日は新たな気づきを得ました
感謝の意を込めて、ご紹介申し上げます
患者さまは８０歳代の女性でした
色々な症状を抱えて悩んでいて、これまで他の病院・医院を渡り歩いて、当院にたどり着きました
ある医院では更年期障害と。またあるところでは自律神経失調症と言われたということです
いずれの医療機関でも対症療法（症状ひとつひとつに対する薬での治療）が行われていました
私は初診時に自律神経のバランスを測定して、交感神経優位であると診断しました
今日は２回目の診察でした。診察中に体の冷えとほてり、どちらもあることを患者さまは訴えました
どうやら漢方の世界で言う「冷えのぼせ」の状態です
「冷えのぼせ」は「冷え」の症状が悪化して起こるものですが
「冷え」と同時に「ほてり」も存在するので、なかなか体を温めることを受け入れてはくれません
体を温めた方が早く治るのですが、自律神経のバランスを整えればいずれ治ります
私はとてもシンプルに考えていました
しかし、患者さまは「冷え」と「ほてり」について執拗に訴え
私の言葉はあまり耳に入らないようです
ついに、家族に促されて待合室に移動していきました
診療録に記載しながら、その患者さまとご家族さまの会話が耳に入って来ますが
一向に「冷え」と「ほてり」について訴えるばかりです
ご家族さまは、私が説明したとおり「冷えのぼせ」が交感神経の興奮しすぎで起こるということを伝えますが
納得していただけないようです
薬が出ないともおっしゃっていました
本当は一度目の診察でひとつだけ薬を出しているのですが、…
私は気になったので、他に患者さまもいらっしゃらなかったし（自律神経専門外来は完全予約制）
そろそろと待合室に出て行きました
なぜ症状を訴え続けるのか私なりに知恵をしぼって考えた末に、ある仮説が浮かんだからです
笑顔で、私は患者さまとご家族さまに言いました
「薬は出ているんですけどね」それから患者さまにむけて
「他の病院では、「冷え」には「冷え」の薬。「ほてり」には「ほてり」のお薬が出るからでしょうか」と言いました
すると、患者さまは私の話に聞き入っている様子です
私は続けました
「腰が痛いと言えば、痛み止め。眠れないと言えば睡眠薬。血圧が高ければ血圧を下げるお薬が出ますよね。でも、それがすべて交感神経の緊張から来るものだったら、自律神経のバランスを整えるだけでいいのです。とても簡単なことです」
すると、明らかに患者さまの表情はパッと明るくなり、先ほどの訴えはなくなりました
腑に落ちたのでしょう
とても勉強になりました
自院の自律神経専門外来は、他の西洋医学の医療機関とは根本的に違うことをしているので
そのことを伝えないでいると、患者さまを困惑させてしまうのです
力不足で困らせてしまい、申し訳ない気持ちになりました
このことを教えてくれた患者さまに感謝申し上げます
ありがとうございました
世にも希なる「自律神経専門外来」をスタートしましたが
あまりの珍しさに戸惑う患者さまも時にはいらっしゃいます
そんな患者さまのひとりに寄り添うことで、今日は新たな気づきを得ました
感謝の意を込めて、ご紹介申し上げます
患者さまは８０歳代の女性でした
色々な症状を抱えて悩んでいて、これまで他の病院・医院を渡り歩いて、当院にたどり着きました
ある医院では更年期障害と。またあるところでは自律神経失調症と言われたということです
いずれの医療機関でも対症療法（症状ひとつひとつに対する薬での治療）が行われていました
私は初診時に自律神経のバランスを測定して、交感神経優位であると診断しました
今日は２回目の診察でした。診察中に体の冷えとほてり、どちらもあることを患者さまは訴えました
どうやら漢方の世界で言う「冷えのぼせ」の状態です
「冷えのぼせ」は「冷え」の症状が悪化して起こるものですが
「冷え」と同時に「ほてり」も存在するので、なかなか体を温めることを受け入れてはくれません
体を温めた方が早く治るのですが、自律神経のバランスを整えればいずれ治ります
私はとてもシンプルに考えていました
しかし、患者さまは「冷え」と「ほてり」について執拗に訴え
私の言葉はあまり耳に入らないようです
ついに、家族に促されて待合室に移動していきました
診療録に記載しながら、その患者さまとご家族さまの会話が耳に入って来ますが
一向に「冷え」と「ほてり」について訴えるばかりです
ご家族さまは、私が説明したとおり「冷えのぼせ」が交感神経の興奮しすぎで起こるということを伝えますが
納得していただけないようです
薬が出ないともおっしゃっていました
本当は一度目の診察でひとつだけ薬を出しているのですが、…
私は気になったので、他に患者さまもいらっしゃらなかったし（自律神経専門外来は完全予約制）
そろそろと待合室に出て行きました
なぜ症状を訴え続けるのか私なりに知恵をしぼって考えた末に、ある仮説が浮かんだからです
笑顔で、私は患者さまとご家族さまに言いました
「薬は出ているんですけどね」それから患者さまにむけて
「他の病院では、「冷え」には「冷え」の薬。「ほてり」には「ほてり」のお薬が出るからでしょうか」と言いました
すると、患者さまは私の話に聞き入っている様子です
私は続けました
「腰が痛いと言えば、痛み止め。眠れないと言えば睡眠薬。血圧が高ければ血圧を下げるお薬が出ますよね。でも、それがすべて交感神経の緊張から来るものだったら、自律神経のバランスを整えるだけでいいのです。とても簡単なことです」
すると、明らかに患者さまの表情はパッと明るくなり、先ほどの訴えはなくなりました
腑に落ちたのでしょう
とても勉強になりました
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そのことを伝えないでいると、患者さまを困惑させてしまうのです
力不足で困らせてしまい、申し訳ない気持ちになりました
このことを教えてくれた患者さまに感謝申し上げます
ありがとうございました
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管理人とこのブログについて
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テーマ 健康
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モンスター・メディカルコーチ
菊地一也
医者／世界最速うつ治療家／作家／セミナー講師／あおぞらクリニック院長／ピピインターナショナルプリスクール代表 プライベートでは１１歳と６歳の２児のパパです。函館ラ・サール～弘前大 神奈川県 相模原市生まれ 著書に「いつも あおぞら！」「大逆転のうつ病治療」（以上ブログハウス社刊）「井戸からでたカエル」(文芸社刊)
母親の骨を箸で掴もうとすると粉々になってしまったことを思い出しました。
その時、薬と西洋医学の怖さを知ったものです。
by ＳＫＹ ＣＲＵＩＳＥＲ (2009-03-01 13:07)
SKY CRUISERさま
貴重なご体験を綴っていただきましたこと
心から感謝申し上げます
対症療法では根本的な解決にならないことを
多くの医者が気にも留めません
ありがとうございました
by 菊地一也 (2009-03-02 10:06)