いまにきっと！

昨日ある人との対談で
私の治療院では薬はほとんど出さない
よそで出されている薬を減らすようにアドバイスする場合が半数以上だと言いました

自然治癒力(自己治癒力)を信じることの大切さと
痛み止めや安定剤が行っている苦痛の遮断という対症療法は
病の原因に向き合うことを妨げると説明しました

すると、他の医者は気づいていないのか？と問われました

今日は、その時の私の答えを公開します

実際のところ、気づいている医者もいますし
おなじような治療をしている医者もいるはずです
ごく一部は既にこのところ立て続けにメディアに取り上げられています

しかし主流とならないのには理由があります

１)症状をとれば患者さまは楽になるので、腕の良い医者だと評判になる
２)対症療法は治していないので、薬に依存するよりなく、何度も通院することになるため医者は儲かる
３)製薬会社は薬を売ってナンボなので、権威とむすびつき、自社の製品を使うように誘導するテキストを書かせる
４)鈍感だが良識のある医者は、患者さまに良かれと思ってテキストどおりに処方する
５)質の悪い点は、対症療法で使われる薬が、ものすごく効くという点
６)現在のところ、私のクリニックは対症療法でも苦痛がとれなかった方が訪れる最後の砦(駆け込み寺)であり、第一選択ではない(私の現状力不足)

相手の方は、半信半疑でしたが
もし本当なら恐ろしいことだと仰いました

私などのような活動をしている医者が
実力を付けていくより道はないものと思います

あおクリ☆菊地がお送りしました
では、また！

コメント 2

この2)と3)は、やっかいですよね。
ヒーリングの世界でも、クライアントをいかに自分に依存させるかが、
顧客獲得につながってもいます。
by A・ラファエル (2009-05-01 11:26) 

A・ラファエルさま、ありがとうございます
治すと収入が減るから…
でも、医者もそろそろ意識を変えていかないと
患者さまが黙っていないでしょう
依存したい患者さまは別としてね

by 菊地一也 (2009-05-01 15:40)