薬剤授与：麻薬と向精神薬なら違法！

昨日家族や友人に薬をもらうことは
薬事法に違反していると
どうやら私が勘違いしていると書いたのですが


大事なことをお伝えせねばなりません。


麻薬と向精神薬は扱いが違うのです。


これらの薬剤は危険性の高いものであることから
次のように扱われます。


「麻薬及び向精神薬取締法」５０条の１６違反。
授与したもの（譲った側）に同法６６条の４によって
３年以下の懲役となっています。


これを業として行った場合
つまり金品を得て行った場合は
さらに罪が重くなります。


若干腑に落ちない部分はありますが
かぜ薬や痛みどめは
他人に無償で渡すなら法には触れないけれども


麻薬と向精神薬は
アウトということです。


くれぐれもご注意ください。

これって薬事法違反ではないのか！？

自分が持っている医薬品を家族や友人に授与するのは
薬事法違反であると習った記憶があるのですが


このサイトで弁護士の村井さんという方が
薬事法違反にならないケースとして
紹介しています。

↓

http://www.daiichi.gr.jp/soudan/kenkyuu/5.htm


お金を受け取らなければ
良いということか！？


これまで薬事法違反だと患者さまに説明してきただけに
驚きでした。


どうも大丈夫そうだけれど
今後どうしたものかなぁ？


間違っていたら大ごとだし…。


薬事法以外に引っかからないものかな？


（付記）
麻薬と向精神薬は別な法規によって
禁止されていました。

薬では治らないねぇ…／うつ病

うつ病は、薬ではコントロールできるけれど
治すことはできません。


他の多くの病も同じです。


昨日の朝
ＴＢＳで自殺の問題をとり上げていました。
自殺者のなかに占める
うつ病患者さまの割合はかなり多いでしょう。


私は
明日まではちょっと別な原稿を
書かなければならないけれど


明後日からは、うつ病と薬物の本を書こうと思っています。


命にかかわることですから
早く書き上げたいと考えています。


【うつ病をホリスティックに癒す】
http://holiutu.blog.so-net.ne.jp/


↑私がやっている別ブログです。
よろしければこちらも、ご覧になってください。


うつ病が減って、自殺者も減ることを
切に願っています。


あおぞらクリニック
菊地一也

いまにきっと！

昨日ある人との対談で
私の治療院では薬はほとんど出さない
よそで出されている薬を減らすようにアドバイスする場合が半数以上だと言いました

自然治癒力(自己治癒力)を信じることの大切さと
痛み止めや安定剤が行っている苦痛の遮断という対症療法は
病の原因に向き合うことを妨げると説明しました

すると、他の医者は気づいていないのか？と問われました

今日は、その時の私の答えを公開します

続きをご覧になりますか？

人権侵害までしているとは思いもよらず

「私は元々はこんな人間ではなかったのです」

元々は元気だった
今は薬によって人生を奪われた
薬物による人権侵害は
常用量の薬でも起きている

切々と訴えられる症状
診察が始まった時から、今の内服薬に問題があることはわかっている
でも、言葉を差しはさむことができないまま
ただただ耳を傾けていた

「薬を飲んでいるのになかなか治らないのです」

そうです治ることはありません
そればかりか今後もそのままでは悪くなるばかりでしょう
あなたがその薬を飲み始めてから
ここまでの人生は半ば奪われたに等しい

なぜ、こんな薬があるのだろう？
いっそなければ
どれほどの人々が幸せに人生を輝かせることになっただろう？

患者さまが沈黙した
しばらく待って私は言った

「私と一緒にやりませんか？人生を取り戻すことができると思います」



診療室にて
2009.4.4.

タグ：うつ病 薬剤

うつ病と自律神経 その３

＊長文ですので時間のない方は最後の総括を御覧ください

３月初診の抗うつ薬を服用していた５人中４人
つまり80.0％が安定剤を併用していました

うつ病の治療薬として安定剤は実によく使われます

１人だけ抗うつ薬が出ていても安定剤は併用されていない方がいらっしゃいましたが
少数派だと思います
そして、この方はすぐに楽になるでしょう

今日クローズアップしたいのは
３月初診の抗うつ剤と安定剤を服用していた４人の中の、ある患者さまです

その方は安定剤が先に処方されて
そのあとかなり経ってから抗うつ薬が追加処方されています

続きをご覧になりますか？

タグ：自律神経 うつ病 薬剤

減らせ、へらせ！ 薬を減らせ！

自分らしく楽しんで生きていますか？
あおクリの菊地です

西洋医学をやっている人間はうすうす気づいている
自分たちは必ずしも治せていないのではないだろうか

続きをご覧になりますか？

薬が多すぎる！

いつもお越しいただき、ありがとうございます
自分らしく毎日を楽しんで生きていますか？

私のクリニックには他の精神科や心療内科で「うつ病」と診断された方が
結構多くいらっしゃいます

その際必ず問診の段階で薬のチェックをしますが
必ずと言って良いほど
薬が多すぎます

ちょっとカタイ話題ですが、よければおつきあいください

薬が多すぎる？

実際に行動してみた

いつもお越しいただき、ありがとうございます。
自分らしく毎日を楽しんで生きていますか？

今日はNPO全国抑制廃止研究会とコンタクトをとろうと試みました。
すると、直接研究会からお返事をいただいたのではないのですが、上川病院（東京都八王子市）のシバタさまという相談員さまが親切に対応してくれました。

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薬物的身体拘束を規制する法規はないのか？

いつもお越しいただき、ありがとうございます。
自分らしく毎日を楽しんで生きていますか？

ただいま人権週間まっただ中ですが、例の「薬物的身体拘束」について医者が主導で行った場合、どのような法律に違反しているかと言う質問に、はたと困りました。

他の医者が自分の裁量で『この量でよい』と決めた場合、それが私から見て多過ぎると思っても、別になんの法律にも触れていないかも知れません。

医師法、医療関連法規のどれにも触れないかもしれません。
ただ、意識障害や意識低下が客観的に指摘できる場合、それが長期に渡って放置されていれば、薬物の添付文章を無視していると言えます。

添付文章を無視するのは、薬事法違反なのかな？もしかすると医師法違反？でも、なんだか指導を受けるくらいで終わっちゃうような気もしないではないな。
正直よくわかりません。だれか教えていただけませんでしょうか？

実際に薬物によって自律を奪われ、半ば残りの人生を失ったような人がいっぱいいると思います。
この人達の現状に光をあてたい。
そしてまた、将来自分も確実に歳をとります。
おじいさんになって薬を盛られておとなしくさせられるようではかなわない。本当になんとかしなければと思うのです。

【関連記事】
北欧の隠匿的薬物的身体拘束の現状

菊地がお送りしました。ではまた！

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タグ：人権 薬物 自律 老い